日本株の過去、現在、未来;予測は常に外れることが前提です^^;

【economics】日本の景気→株高基調はいつまでつづくのか?
この長文を最後まで読んで理解した人はすごいです。書いてて面倒になりました(笑
なお、内容の多くは、経済セミナー2月号の「流動性の罠」からの脱出という論文(?)によります。オリジナルは、<未来>の中の「つけくわえるなら」で始まる段落だけです^^;


<過去>
1月23日の「立場が違えば」 で、バブル経済崩壊後の不況の継続の原因を述べた。


<現在>
現在の状況をどう把握すればいいのだろうか。現在に至った経済的要因から。

1.2003年の日銀総裁交代による政策転換
日銀の政策目標を金利から日銀当座預金残高に転換。これ以上金利を下げることのできない状況でうてる最善の金融緩和策を実行。(前任者の罪は重い)


2.意図的な円安誘導。
円高(つまり円買いドル売り)を意図する海外ヘッジファンドに対抗するため、短期間で35兆円にも上る円売りドル買いを行った @読売新聞

これは非常に有効なデフレ対策となった。90年代前半にバブル崩壊を経験したスウェーデンなどでは、大幅な自国通貨安=輸出競争力の向上が、デフレ脱出の一因だったようだ。これがなぜ90年代の日本にできなかったか。原因はおおよそ以下の通り。デフレによる実質金利の高止まり→外国通貨より日本円を保持したほうが有利→円高継続。この流れをくいとめられず。


こう考えると1と2はリンクしてくる。1により実質金利がさがり、外国通貨をもったほうが有利になる。そしてそれが円安を呼び、競争条件の改善により輸出企業(多くは国際優良銘柄企業)の収益にプラスの影響を及ぼす。という好循環がはじまった。そして実質金利の低下は、国内企業の設備投資、家計の支出とあらゆる部門にも好影響を及ぼしている。このような流れが現在の企業の好決算=株高を演出している中でどこまでこの景気が続くだろうか。


<未来>
直近では、企業の好決算を背景にベアの復活なども議論されているようだ。これまで、失業率の上昇→賃金の低下という循環が続いてきた。しかし、ようやく失業率の低下→賃金の上昇という流れが生まれつつある。このことは、さらに内需の拡大を呼び、景気はじわじわとよくなっていくと思われる。そのため株価も基調としては、上がり続けるのではないだろうか。


つけくわえるなら、好景気=高い経済成長ということを考え合わせると、失業率が3%付近まで低下したところが、この流れの限界であろうと推定される。つまりそれ以上失業率が低下するところまで好景気が持続すれば、(生産性の大幅な上昇がないかぎり)、労働人口増加=経済成長が限界となり、労働需給逼迫からくる賃金上昇からインフレを招き、景気は転換点を迎えると考えられる。


なおここでは、原油が更にとんでもなくあがるとか、アメリカ経済が大きく失速するとか、中国経済が破綻するとか、は考慮にいれてないのでお許しを^^;


【currency】韓国当局の戦い
一日の間での攻防


アメリヘッジファンド(予想)VS韓国当局。
日本の金融当局のように韓国の金融当局は勝てるのか。しばらく注目ですね。
もし戦いに韓国金融当局が敗れるようなことになれば、ウォン高により韓国経済は相当な窮地に陥るかもしれません。