古典的名著

【company】楽天は、なぜこんなに負債増えてるの?なににつかっている?
記事:公募増資で財務体質改善


公募増資で得た資金を借入金返済にあてつつ、創業者夫妻は、2人で20万株売却して、計算するのも怖いぐらいの資産を得る・・ちょと企業経営としておかしくない?

楽天は、昨年10月に経営統合を申し入れたTBSの株式取得費として多額の融資を受け、2005年12月末時点の有利子負債残高は6985億円と、前年同期(489億円)の10倍以上に膨らんでいる。今回の増資は「グループの財務体質の改善が目的」としている。


TBSの株式取得のための負債なら資産と見合いの「はず」だし財務体質の改善をするならTBS株をうればいい。提携交渉がうまくいっているという話もきかないし。やっぱりなにかあると思ってしまうなあ・・。公募増資資金を借入金返済に充てるのでは、なにも企業価値創造に貢献しない。


(現在午前2時半)修正^^;
企業価値創造に貢献しないは言いすぎでした。純資産を増やすので、企業価値創造に貢献してますね(笑。


【book/economics】2冊購入


隷属への道―ハイエク ¥3,150


真の自由(経済)主義とはなにか、共産主義社会主義ではなくなぜ自由主義なのか。まさに政治でいえば、全体主義社会主義、経済でいえば、共産主義統制経済ブロック経済が社会システムとしてふきあれていた1940年代初めにそれらに真っ向から反対する論を唱えた古典的名著。現在まで続く自由経済擁護派の源流ともいえる著作です。


興味深いのは、1940年代初めに書かれ、同様に真っ向から反対を唱えた古典的名著であるピーター・ドラッカーの「経済人の終わり」との違い。本質的には同じようなことをいっているようにも思うが・・・。ぜひ両方を読み比べてみてください。


新訳 産業人の未来―改革の原理―P.Fドラッカー  ¥1,680


「経済人の終わり」で、全体主義ファシズムの原因とその性質を書ききり、断固として反対を唱えたピーター・ドラッカーが、自由民主主義社会の維持のために必要とされる、自由、責任、組織、義務そして、社会を書いた名著。もちろん先に「経済人の終わり」を読んでおくことは必須です。


WW2中に書かれた本にもかかわらず、現代社会にも通用する見方を披露しているこれらの著作。本当にすばらしい本で、読まないと一生後悔するといっても過言ではないとおもいます。是非!!


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